インド出張で注意したい点をまとめてみた-経験者が語る持ち物・必需品

会社でインドとのビジネスを始めて4年目となりました。

普段はメールや電話でのやり取りが主ですが、大事な打ち合わせは
やはり現地に赴いて面と向かって話をする必要があります。

でもインドへの出張は未知の世界に足を踏み入れるようで勇気がいりますよね。
そこで今回、インドへの出張経験のある筆者が
インドにビジネスで出張に行く場合の注意点を取りまとめました。

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インド出張の前に済ませておきたい-予防接種とビザ取得

出張

インド出張に当たって、日本側で済ませておきたいことに
予防接種とビジネスビザの取得があります。
出張前に慌てふためかず、計画的に済ませておきましょう。

インド出張前に受けておきたい予防接種

こちらは在インド日本国大使館のページ引用になります。

大使館

*在インド日本国大使館「インド赴任・旅行前に受けておきたい予防接種」より引用

◎が「ぜひ接種を受けておきたいもの」になります。
なので、「A型肝炎」と「腸チフス」は最低限受けておきましょう。
大きめの病院に行けば予防接種対応してくれると思います。

ちなみにどちらも汚染された食品や水などを介した経口感染になります。
このことからもインドの食べ物や水には注意した方がいいことがうかがい知れます。
【参考】厚生労働省 A型肝炎
【参考】外務省 腸チフス

インド出張前に取得すべきビザ

インドに入国するにはビザが必要です。
私は商用ビザ取得に当たり、会社お抱えの旅行代理店に取得代行を依頼しました。

ですので、そこまで苦労はしなかったのですが、
ただ以下の書類は自分でそろえる必要がありました。

  • パスポート(有効期限6か月以上、最低2ページの空白ページがあること)
  • 証明写真 5×5㎝(裏に直筆でサイン必要)
  • 会社の推薦状(これは自分で作成しました)
  • インビテーションレター(インド側の会社に書いてもらう招聘状)

この中で一番時間がかかったのはインビテーションレターの入手でした。
というのは、インド側の会社に必要事項を記載してもらい、
オリジナル(原紙)を送ってもらう必要があるからです。

もちろん人にも依りますが、インド人は概してのんびりしています。
なので、執拗なくらいに催促し、早めに招聘状を入手しましょう。

私の場合、全ての書類がそろって商用ビザの申請が下りるまで
2週間くらいかかりました。
余裕をもって出張の1か月前にはビザの申請に着手しておきたいところです。

インド出張の前に目を通しておくべき海外安全ホームページ

安全
*外務省 海外安全ホームページ|安全の手引き 在インド日本国大使館

外務省の海外安全ホームページは出張前に熟読しておきましょう。
特に治安、よく見られる犯罪手口、交通事情、健康管理、
緊急事態発生の対応法などは参考になる点が多いです。

せっかく在外公館が現地の最新情報をまとめていますので
トラブルに巻き込まれないためにも目を通しておきましょう。

インド出張 フライト・空港での注意点とは?

飛行機

私の場合、デリー(DELHI)への出張が多いのですが、
名古屋のセントレアからインドへの直行便はないので、
名古屋→成田→デリーと成田経由でデリーに行きます。

ロングフライトで10時間くらいかかりますので、かなり疲れます。
ですので、機内で読むための本や動画プレーヤーなど
持っていくことをお勧めします。

またデリーとの時差は3.5時間ありますので、かなり中途半端です。
現地時間の夜中に一度目が覚めますし、時差との戦いも注意しなければいけません。

空港

デリーの空港であるインディラ・ガンディー国際空港はかなりでかいです。
出口付近での出迎え者もかなり多いので、
手際よく出迎えの運転手を見つけましょう。

「インドに初めて来ました!」感を出しているとカモとして
狙われる可能性がありますので、毅然とした態度を保つことを推奨します。

ちなみに私が初めてインドの空港に降り立った時、怪しげな年配の老婆に
「Welcome to India!」と言われながら、スーツに赤い羽根をつけられました。

その時、「さすが新日国インドだな、歓迎されているんだ。」
くらいに思っていてあまり気に留めていなかったのですが、
迎えに来た駐在員の人間がそれに気づき、顔色を変えてその赤い羽根を
私のスーツから取り、捨てました。

どうやらこの赤い羽根、「こいつはカモ」という目印だったようです。
赤い羽根をつけている人間に対し、執拗にモノを売りつけたり、
物乞いしてきたりするようです。

また別の出張者の話になりますが、
「車まで荷物を運びます!」と言ってきたインド人がいたので
その好意に甘えると、後から運び代としてお金を請求されたということもあったそうです。

ですので、とにかく空港を出てからはすばやく運転手を見つけ
早々と車に乗って移動してしまうことをお勧めします。

インド 出張滞在期間に注意したい5つのポイントとは?

インドにいる間は正直、いろんな意味で気が抜けないと思います。
私が感じた注意点について以下にまとめます。

水に注意

水

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インドで注意しないといけないものの筆頭は何といってもです。
滞在先のホテルのランクに依りますが、シャワーの水、歯磨きの水で
ウイルス感染したという人もいると聞きますので、
「ミネラルウォーター」必須ということを頭に入れておきましょう。

またミネラルウォーターのボトルのキャップはきちんとカチッと
締まっているものかどうかも確認しましょう。
空きボトルに水道水を入れているお店もあるらしいからです。

車に注意

道路

現地で車を運転することはないと思いますが、
インドの車のマナーは中国並みに悪いと感じました。
少なくともクラクションは中国以上に至るところで鳴らされています。

といいますのは、インドを走るトラックにはほぼ
「Horn OK! Please!」と書かれています。

現地の人に言わせると、
「死角は見えないのだから、危なかったら
そちらで注意してクラクションを鳴らすべきだ」

とのことでした。
前しか見ない、我が道を行くという独特の国民性がうかがい知れます。

外の出歩きに注意

PM10

デリーの空気は本当に悪いです。
北京のPM2.5どころではなく、世界最悪と言われています。

晴れているのに空気が悪すぎて、どんよりしているんですよね。
30分くらい歩いていると片頭痛がしました。

こればかりはどうしようもないので念のため、
マスクを持っていった方がよいですね。

野良犬

あとインドには野良犬がかなりたくさんいます。
宗教上の理由で野良犬がそのまま放置されています。

この野良犬、かなり曲者です。ヤバいです。

やせ細っていて、ガリガリなのに目つきがギラギラしています。
ちょうど体を絞って橋本真也選手にセメントマッチをしかけてきた
小川直也選手のような目つきです。

噛まれるとアウトですね。
ちなみにインドは世界一狂犬病が多い国です。
空気は悪いし、野良犬も多いので、基本的には外を出歩かないこと、
ホテルの中で過ごすことです。

物売りに注意

インド門

せっかくインドに来たので、少しは観光したいですよね。
デリーであれば、インド門(Indian Gate)やフマユーン廟などが有名です。

観光に当たって注意したいのが物売りです。

とにかくしつこい…
特にインド門の入り口付近。

”木彫りのよくわからないキーホルダー”とか
“御利益あるアクセサリー”を買わないか?
と話しかけてきます。

「NO!」と強く言っても簡単には引き下がりません。
私は性格的にかなりきっぱり断るタイプなのですが、
それでも200mくらい食い下がられました。

歌舞伎町の客引きの数倍根性があります(笑)
とにかくきっぱりと「NO!」を連呼しましょう。

食べ物に注意

カレー

これはご想像の通りです。
基本、現地食はカレーかカレー風味のものです。

インド料理はスパイスを多種多様に使っているので
胃腸への刺激がかなりあります。
なので、お腹を壊しやすくなりますので、
整腸薬・胃腸薬を持っていくようにしましょう。

あと現地のマナーとして、食事中に直接料理に触れるのは
きれいに洗った右手のみです。

右は「浄」の手、左手は「不浄」の手で、
伝統的な作法ではスプーンなどは使わず、右手でパン類を引きちぎって
汁物に浸すか、ご飯を汁物と混ぜて口に運びます。
左手は水の入ったグラスや皿に触れる程度になります。

インドへの出張-持ち物として必需品なのは?

上記のことを踏まえて、インドに出張に行くのであれば…
持っていきたい必需品は以下のものになります。

  • 整腸薬・胃腸薬
    →お腹をこわした時用です。
  • マスク
    →空気が悪いので念のため。
  • 虫よけスプレー
    →蚊などの虫刺されには注意必要です。
    マラリアやデング熱にかかったら最悪です。
  • 日本人駐在員への土産
    →もし日本人駐在員がいたら、カップラーメンなどが非常に喜ばれます。
    現地でお世話になるので、差し入れに持っていきましょう。
  • 変圧器・変換プラグ
    →インドでは電圧:220V-240V、周波数は50Hzです。
    コンセントの形状も異なりますので、日本の電化製品を使う場合は
    変圧器が必要です。

まとめ

いかがでしょうか?
ポスト中国はインドと言われ、インドに出張するビジネスマンも
今後増えてくると思います。

インド出張に当たり、予防接種やビジネスビザの入手は早めに済ませておき、
事前に外務省の海外安全ホームページで現地の情報を集めておきましょう。

また、日本→インドへはロングフライトになり、時差もあります。
空港に着くころには疲れ果てていると思いますが、
手際よく運転手を見つけ、早々に車に乗って移動しましょう。
空港でフラフラしていると、カモにされます。

インド滞在期間中は以下のことに気をつけましょう。

  • 外の出歩き
  • 物売り
  • 食べ物

注意すべきことが分かれば、持っていかないといけない必需品もわかるはずです。
とにかく、体調管理、細菌の経口感染に十分注意して事前準備しておきましょう。

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