伊勢神宮内宮の歩き方-参拝作法やパワースポット論

年間500万人以上が参拝に来るという伊勢神宮内宮。

神社の中でも最高位に位置し、伊勢神宮に参拝しないことには1年が始まらない!という人も
中部地区には多々います。私もその一人です。

そこで今回、伊勢神宮内宮を参拝するにあたっての作法、参拝する上での注意点
記事にまとめてみました。

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伊勢神宮 内宮のみの参拝(片参り)は失礼?

内宮外宮
*「伊勢神宮 域内マップ」より引用

伊勢神宮には外宮と内宮があります。
外宮と内宮は車で15-20分位かかり、徒歩では1時間位かかります。

子供連れで伊勢神宮に行く場合、外宮、内宮の両方を回るのは
体力的にもかなりヘビーです。
なので、おかげ横丁のある内宮のみを参拝する家族も多いと聞きます。

本来は外宮⇒内宮の順に参拝するのが古来からの慣習になるのですが
内宮のみ参拝するという片参り、マナーとしてはどうなのでしょうか?
気になったので、ネットで情報を調べてみました。

結論から言うと、内宮だけの片参りはマナー違反にはならないです。
知恵袋に地元民の方で非常に丁寧な回答がありましたので
引用させて頂きます。

地元民ですが…
内宮さんのみの参拝では縁起が悪いと言う話は聞いた事が無いですね。

確かに伊勢神宮の参拝順路としては
古来から地元の氏神様へ参宮の安全祈願→二見輿玉神社→
外宮→内宮→地元の氏神様へ報告が一般的な慣例ですが、
いずれかを外しての参拝が縁起云々は無いので御安心下さい。

観光客には伊勢神宮って内宮だけと思っている方が多数です。
質問者様は外宮の存在も御存知ですよね。
もし気にされる様でしたら宇治橋付近で外宮に遥拝の後、
内宮神域に足を踏み入ればよろしいかと思います。

私も宇治橋付近での遥拝という部分を心にとめておけば、
失礼に当たらないのではないかと個人的に思います。

ちなみに平成27年の伊勢神宮の参拝者数ですが全体で838万人/年
発表されています。
その内訳は内宮:549万人、外宮:289万人です。
*「平成27年伊勢神宮参拝者数」より引用

ということは仮に外宮に行った人が必ず内宮にも参拝しに来ているとしたら
内宮のみの参拝者は260万人/年になります。

比較

伊勢神宮内宮の参拝者の約半分は内宮のみの参拝になるわけです。
実際は外宮のみの参拝者もいると思いますので、割合としては
半分以上になると考えられます。

なので、内宮のみの参拝は失礼になるのではないか?と
びくびくしながらお参りするのではなく、気になるのであれば
まず宇治橋から外宮方面に遥拝し、そこから内宮に入っていくのが
いいかと思います。

遥拝

伊勢神宮内宮の歩き方 作法と参拝ポイント

伊勢神宮の駐車場に車を止めて、おかげ横丁を通り、
いよいよ内宮までたどり着きました。
【参考】名古屋から伊勢神宮 車でアクセスする場合の効率の良い行き方は?

ここでは内宮の歩き方と作法について
ポイントを押さえていきたいと思います。

内宮の参拝時間は?

内宮の参拝時間は時期により時間帯が変わりますので
注意が必要です。

  • 1-4月:5:00-18:00
  • 5-8月:5:00-19:00
  • 9月:5:00-18:00
  • 10-12月:5:00-17:00

基本的にはいつの時期でも5:00-17:00は参拝可能です。
ですので、もし時間に都合がつくのであれば…
5時の参拝をされることをおすすめします。

人が少ないので、落ち着いて参拝できますし、
伊勢神宮の神秘的なパワーを体感できることでしょう。

内宮での参拝作法とは?

マップ
*「伊勢神宮 内宮案内図」より引用

内宮を参拝するに当たり、いくつか覚えておきたい作法があります。

■鳥居の前では一礼すること

鳥居をくぐるときは帽子を取って一礼いたします。
これは宇治橋前の鳥居のみならず、第一鳥居、第二鳥居、排所前の冠木鳥居でも
同様です。

尚、鳥居をくぐらず、鳥居の外を歩いてはいるのを礼儀としている人がいます。
実際に私が参拝に行った時も鳥居をくぐらなかった人が少数いました。
ただこれは誤りです。

そもそも鳥居は聖域と俗域を結ぶ結界であるという説があり、
その鳥居を通過しないのは結界を無視して破る行為になってしまいます。
ですので、一礼して鳥居をくぐりましょう。

■右側通行

外宮では左側通行ですが、内宮は右側通行になります。
これは手水舎の位置に関係しています。

外宮では進行方向の左側に手水舎があり、内宮では右側に手水舎があります。
参拝ルートにも「右側通行」とありますので従いましょう。

右側通行

また橋や道の真ん中を歩いてはいけません。
真ん中は神様が通る道になりますので、そこを歩くのはマナー違反です。

橋

ちなみに橋の真ん中は平均台みたいになっていて
子供がどうしてもそこを歩きたがります。
なので、大人がきちんとしつけて、歩かせないように注意をする必要があります。

■手水舎

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手水舎の作法は以下の通りです。
伊勢神宮にあるパンフレットからの抜粋です。

  • 右手で柄杓をもって水をすくい、左手を清める
  • 左手に柄杓を持ち替えて、右手を清める
  • 柄杓を右手に持ち替え、左手に受けた水で口を漱ぐ
  • 左手を清める
  • 両手で柄杓を垂直に持ち、残った水が柄を伝って落ちるようにして
    柄を清める

■拝礼

拝礼は「二礼・二拍手・一礼」が基本です。
*二拝・二拍手・一拝
こちらも伊勢神宮にあるパンフレットからの抜粋です。

  • 深いお辞儀を2回
  • 両手を合わせて右手を少しずらし2拍手
  • 最後に深いお辞儀を1回

内宮のパワースポットとは?

パワースポット

内宮のパワースポットは「五十鈴川御手洗場だ!」「四至神だ!」
と言っているブログが散見されますが、私個人の感覚でいうと
何か違う気がするんですよね。

そもそもパワースポットは「エネルギーを体感できる場」になりますので
そういう意味でいうと、伊勢神宮全体がパワースポットだと思うのです。

あの雰囲気、神木…
歩いているだけで私は落ち着きます。

パワー云々について強いて言うのであれば
私は「参拝の時間帯」にこだわるべきだと考えます。

早朝5時に参拝に行けば、澄んだ空気、ピリッとした緊張感の中で
かなりのエネルギー、パワーを体感できるのではないかと思っています。

まだ私は早朝参拝したことがないのですが
昼であれだけの人がいるにも関わらず、エネルギーを体感できていますので
早い時間帯に行ったら…とんでもないことになりそうな気がします。
生きているうちに一度は行きたいですね。

川の水

あとは伊勢神宮の自然の力、すなわち五十鈴川の水大樹に触れて
生命エネルギーを実感するといいです。
気持ちが安らぐ効果がありますよ。

内宮正宮での拝礼についての注意点

先ほど、作法の項で拝礼は「二礼・二拍手・一礼」が基本と書きましたが
もう一点注意したい内容がありました。
それはお祈りの内容になります。

「○○ちゃんが無事、△△大学に合格しますように」
「今年一年、家族が健康で過ごせますように」
とお願いしたい気持ちはわかりますが、これ、NGです。

伊勢神宮のご正宮は日頃のご加護に対する感謝を神様に伝える場所と
言われています。

ですので、
「今、無事家族が健康でいられることに感謝します」
と、”今ここにあること”に感謝の意を伝えるようにしましょう。

これは伊勢神宮に限ったことではないのですが、
拝礼は「お願い」ではなく「感謝」を伝えるようにした方がいいと
されています。

私の師である人たらしの名人は京都のお寺巡りが好きで
よく寺院に行っているそうですが、必ず感謝を伝えるように
しているそうです。

特に私によく言うのは鈴虫寺の教えで
「お蔭さま」「お世話さま」「お互いさま」の精神です。

日頃から拝礼でも「感謝」の気持ちを伝えるようにしていれば
自然と「お蔭さま」「お世話さま」「お互いさま」の精神が宿るようになると
教わりました。
それ以降、私は拝礼はお願いではなく、感謝を伝えるようにしています。

斎藤一人さんや小林正観さんの著書でもお祈りは
「なりたい状態になったつもりで感謝する」ことをすすめていますよね。

話が脱線しましたが、ご参考までに。

伊勢神宮内宮でのおみくじは?

神社にはおみくじがつきものですが、伊勢神宮にはおみくじはありません。
これは「伊勢神宮に参拝に訪れた日は誰もが吉日」という思想が
根底にあるからです。

苦労して参拝に来た皆が公平に吉である、という考えは
やはり別格ですよね。

ただ「せっかくお伊勢さんに来たのだからどうしてもおみくじを引きたい!」
という方もいると思います。
伊勢神宮ではないですが、おかげ横丁におみくじをひくことができる
お店がありますので、そこに行ってみては如何でしょうか?

■「おかげ横丁 伊勢菊一 」
(所在地)
〒516-0074 三重県伊勢市本町18-18
TEL:0596-28-4933 (9:00~17:00)

内宮でお守りを購入したい場合

伊勢神宮のお守りは「神楽殿御札授与所」で購入することができます。
私は毎年「交通安全守」をここで購入しています。

お守りの種類は以下の7種類あります。

  • 守祓
  • 交通安全守
  • 厄除御守
  • 海幸守
  • 学業守
  • 開運鈴守
  • 干支守

あと個人的におすすめなのが「伊勢鈴」です。
伊勢鈴はこのようなものです。

鈴

鈴の音が綺麗ですし、おしゃれで
ご加護がありそうな気分にさせてくれます(笑)

休憩所

伊勢鈴は「内宮参集殿(休憩所)」で購入することができますので
是非、見てみて下さい。

まとめ

長くなりましたが、まとめさせてもらいます。

本来は外宮⇒内宮両方を参拝するのが古来からの習わしですが
内宮のみ参拝するのが気になる場合は、
宇治橋の鳥居前から外宮方向に遥拝して内宮に入りましょう。

内宮の参拝時間は時期により時間帯は変わりますが
基本的には5:00-17:00はいつの時期も参拝可能です。
人の少ない時間帯に行くのがおすすめです。

参拝に当たり、以下の作法は守りましょう。

  • 鳥居前では一礼する
  • 基本右側通行、真ん中は歩かない
  • 手水舎では作法にのっとる
  • 拝礼は2礼・2拍手・1礼

また伊勢神宮は日頃のご加護の感謝を伝える場とされていますので
拝礼はお願いではなく、感謝を伝えるようにしましょう。

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