ハリウッドザコシショウはなぜR-1で優勝できたのか?

2016年まさかのR-1優勝を果たしたハリウッド・ザコシショウ。
古畑任三郎のハンマーカンマーやドラクエの敵ネタ、ファミコン攻略ネタなど
あらびき団時代から一部のマニアにしか受けないようなネタばかりなのに
なぜR-1で優勝できたのか?

30代-40代の男性から熱烈な支持を受けているザコシショウですが
今回、ザコシショウの魅力とともに、なぜ2016年のR-1グランプリに
優勝することができたのか
について分析してみたいと思います。

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ザコシショウがR-1で優勝できた理由とは?

ザコシショウ
*「ザコシの動画でポン」より画像引用

ハリウッド・ザコシショウのネタと言えば、
昭和のプロレス、ファミコン、少年ジャンプなど
ザコシショウと同世代の男性が喜びそうな非常にマニアなネタが多いです。

ちょうど学生時代の休み時間に男友達どおしで
バカ話していたような内容の延長線上、と考えてもらうと
わかりやすいかもしれません。
なので、女性受けする要素は1mmたりともありません(笑)

千原ジュニアがハリウッド・ザコシショウのことを
「100人のうち、2,3人のツボに強烈に当たるけど、残りの9割以上の人には
さっぱりわからないネタ」
と評していましたが、まさにその通りだと思います。
笑いのターゲットが非常に狭いと思います。
ちなみに私はその2,3人の1人に当たってしまいました…

私が考えるにザコシショウが優勝できたのは
「テレビのネット化」「暗黙のルールを破る痛快さ」が受けたことに
起因するのではないかとみています。

順に細かく説明させて頂きます。

テレビのネット化

今までテレビの番組と言えば老若男女、どの世代に対しても受けがいいものが
良しとされてきました。
なので、一部の層のみの笑いがとれるコメディアンは敬遠され、
オールマイティーな芸人が重宝されていたわけです。

ただ「すべての世代に受ける番組」「何の主張もなく当たり障りのない内容」
になりますので、その結果、「最近のテレビは面白くない!」とテレビ離れが
加速することとなりました。
若い世代はテレビすら買っていない人も増えてきていると言われています。

一方で、ターゲット層を絞ったネットの動画コンテンツ
急速に市場を拡大してきています。

「万人受けする」から「ターゲット層を絞り込む」にシフトチェンジすること、
テレビ番組でもこのことが重要視されつつあります。

で、ハリウッド・ザコシショウの話になるのですが、ザコシショウはネタ的に
30-40代の男性をターゲットにしていることが明白です。

今回のR-1グランプリのお茶の間審査員の年齢層がどうだったのかわかりませんが
ザコシショウが狙っているターゲットにクリティカルヒットしたのではないかと思います。

暗黙のルールを破る痛快さ

ザコシショウは「モノマネは似ていないといけない」「場の空気は読まないといけない」といった暗黙のルールを全て「勢い」で打ち破っています。

例えば古畑任三郎のモノマネ、全く似ていません(笑)

古畑
*「ザコシの動画でポン」より画像引用

そもそも田村正和さん、「ハンマーカンマー」とは言っていないですし…
ただここまで似ていないのに堂々としているとかえって痛快ですよね?

我々世代のサラリーマンは会社内でやれ法令順守だとかコンプライアンスだとか
「…ねばならない」にがんじがらめにされています。

芸人も舞台では
「モノマネするなら本人に似せないといけない」
「ステージの場の空気は読まないといけない」
といろいろ神経を使う場面が
多いと思います。

そういった「…ねばならない」を全部勢いでぶち破っているザコシショウは
現代人にとって「自分ができないことをよくぞやってくれた!」という
ある種のカタルシス的な感じで支持を受けているのかもしれません。

筆者の目から見たザコシショウ像

いろいろ理屈をつけてみましたが、ザコシショウファンとしては
R-1グランプリに優勝してくれて本当にうれしいです。
芸人でも松本人志さん、有吉弘行さんが賛辞を送っています。

思えば、私は2008年にあらびき団をたまたまテレビで見ていた時、
「アシュラマン漫談」をやっているザコシショウを見て
「公共のテレビ番組で何てマニアックなことをやっているんだ…」
衝撃を受けたことを今でも覚えています。

以降、ザコシショウのYOUTUBE動画「ザコシの動画でポン」をチャンネル登録して
見るようにしていますので、ザコシファン歴としては相当長い方だと思います。

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そんな私の目から見たザコシショウについて少し語らせてもらいます。

ハリウッド・ザコシショウとは何者?芸風は?

ハリウッド・ザコシショウのハリウッドはプロレスラーで有名な
「ハリウッド・ハルクホーガン」からきています。

そのことからもお分かりの通り、ネタとしてはプロレスネタが多く、
またなつかしのファミコンネタ、少年ジャンプの漫画ネタなどが中心となっています。

芸風は「勢いで押し切る」芸がほとんどで、相撲でたとえるなら
まわしをつかんで、一気にがぶり寄りしていくようなスタイルです。

YOUTUBE動画は毎回アップされると視聴数が200-500回くらいはあるので
全国にザコシショウの根強いファンは私も含め、数百人はいるものと思われます(笑)

客がウケた!と思ったら何度も何度もくり返すしつこさがあり、
一見アドリブで全部やっているように見えますが、きちんとネタ帳をつけている
几帳面さも持ち合わせているようです。
また芸風はずっと変わっておらず、一本筋を通すひたむきな姿勢も垣間見れます。

動画を見ていると、芸人仲間が多く、慕われている感じがしますので
「親分肌のいい人」という印象も受けます。

ちなみに私のブログのターゲット層とハリウッド・ザコシショウが
ターゲットにしている層がかぶっていますので今回触れさせて頂きましたが、
せっかくですので、ザコシショウの魅力を知ってもらうためにも
「ザコシの動画でポン」の中から、私のお気に入りの動画を
ご紹介させていただこうと思います。

ハリウッド・ザコシショウの動画 マイベストセレクション

YOUTUBEチャンネル「ザコシの動画でポン」にはいろいろなシリーズがあります。
その中でもベストセレクション5本を厳選致しました。

「ドラクエの敵モノマネ」「ファミコンこうりゃく」「ものまね○連発」
「まったくウケないモノマネをあえてやる」「ギャグーの虎(企画もの)」
から
それぞれ1本、ご紹介させて頂きます。

ハリウッドザコシショウのドラクエの敵ものまね

ドラクエファンならわかると思いますが、あのモンスターたちの顔マネです。
小憎たらしい顔ですよね(笑)
個人的にはボストロールのマネが結構はまりました。

「ドラクエ敵モノマネ」シリーズは結構ありますので、
本当に暇な時だけのぞいてみるといいと思います。

ザコシのファミコンこうりゃく(SDガンダムガチャポン戦士編)

ファミコン攻略シリーズも結構あります。
ちなみにザコシショウ、基本的にゲームが下手くそです(笑)

ファミコンこうりゃくシリーズの中でも私のおすすめは
SDガンダムガチャポン戦士編です。

昔、よくやっていたんですよ、これ。
ファミコンのディスクシステムのソフトで、
とにかくコンピューターの待ち時間が長かった…

その待ち時間の長さを上手にネタにして、ツッコミを入れているところが
非常に笑えました。

まったくウケないスコット・スタイナーのものまねをあえてやる

やりつくされたものまね、まったくうけないものまねをあえてやるシリーズです。
その中で「スコット・スタイナー」

わかる人いますか、これ?
スタイナーブラザーズの弟の方なのですが、プロレスファンでもわかる人は
少ないと思います。
私はプロレスマニアなのでわかるのですが、よく特徴を押さえていてツボでした(笑)

ハリウッドザコシショウのギャグーの虎 #01

マネーの虎をコント化した企画です。
志願者役のわけのわからないプレゼンがいい味出しています(笑)

ザコシショウが名物社長である小林社長をマネして
「謙虚になれよ!」と吠えるところもウケました。

ハリウッドザコシショウのものまね30連発SEASON⑥-1

ザコシショウの動画の中で一番人気のあるシリーズです。
ネタ的にやはりプロレスラー、マンガやファミコンのキャラクターモノマネが多いです。

まとめ

いかがでしょうか?
ハリウッド・ザコシショウがR-1で優勝できた要因として
「テレビのネット化」「暗黙のルールを破る痛快さ」に焦点を当ててみました。

ザコシショウのネタはかなりターゲット層を絞り込んでいるので、
個人的には全国区には向かないと思います。
テレビというよりやはりネット向きです。

なので、メインはYOUTUBEチャンネルなどのネットコンテンツにしておいて、
うまくファン層をテレビからネットの方に取り込むことが
今後の活躍のポイントになるのではないかと考えます。

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